私の考えるセルフケア
こんにちは、マイです。
お盆休みも今日で終了。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
数年前までは接客業だったため、この時期は繁忙期で休めませんでしたが、今はお盆休みがあるのでのんびり過ごすことができています。
ただ、義実家の集まり・お墓参りはお嫁さんにとってちょっとした(?)試練ですよね(汗)
お盆最終日、しっかりセルフケアしていきましょう!!
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さて、今回は日頃の介護疲れ・支援疲れを癒すセルフケアの具体例について書いてみます。
実際、昨年末あたりから妹の発達障害の検査と義母の入院、祖母の認知症、もう1人の祖母の救急搬送...怒涛のラッシュで何度も気持ちが折れそうになっていました。
それでも何とかやれているのは、『心が折れるまで無理しない』ためのセルフケアを意識しているから。
皆さんもどうぞご自愛くださいね!
それではご紹介していきます^^
セルフケアの種類(カテゴリー)
セルフケアといえども、ケアの仕方は人それぞれ。
具体例を上げれば、星の数ほどあるのでは...と思いますが、カテゴリー分けすると大きく3つになると考えています。
①負担を軽くする
②息抜きをする
③思考を整理する
①負担を軽くする
基本中の基本ですが、『負担を軽くする』ってことがとても大切だと思っています。
しんどい時って、大きな負担がドーンとあったり、小さな負担が塵も積もっていたりと、とにかく何かしら負担に悩まされていますよね?
そんな時でも『手抜きはよくないよな...』と、謎の【手を抜かない美徳】を貫こうとした時期もあったのですが、はい。もちろんすぐに心身が悲鳴をあげました!(笑)
『手抜き』は『手間抜き』という言葉を聞いた時、目からウロコが出ました...。
『手間を抜く=効率化』と考えられるようになってから、罪悪感なく手を抜けるようになりました^^
家族の支援・仕事・家事と色々あるなかで、私は家事の手間を減らすことが多いので、少しご紹介しますね。
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最近ご飯を作る時は、『力尽きた時のための簡単レシピ』というサイトをよく利用しています。
残りの体力がどれくらいかを選ぶと、体力ごとのオススメレシピが出てきます。
だいたいいつも5%か20%しか検索しないのですが、本当にパッと簡単に出来て助かっています。
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料理研究家のリュウジさんのバズレシピにも毎日のようにお世話になっています。
時短・節約・美味しい!のありがたいレシピが満載です...!
ちなみにTwitterの検索バーで、『from:ore825 〇〇(見たいレシピ・食材)』って入力すると簡単にリュウジさんのレシピを検索できるので毎日検索しています^^*(笑)
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洗濯物も、たたむのやめてハンガー収納にしたらだいぶ負担が減りました!
あとは掃除の負担だけですね〜(汗)
②息抜きをする
セルフケアと聞いて、多くの方が思い浮かべるのがこの項目でしょうか。
これは皆さんにとって楽しいこと、心地良いことをなさってくださいね。
元々インドア派の私は1人でゆっくりするのが好きで、息抜きというと、読書したり音楽聞きながらお茶するのが好きです^^
最近はflierという、本の要約サイトが気に入っています。
1冊の本を10分程で読める長さにまとめてあるので、空いた時間にサクサク読むことができますよ♪
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音楽はAmazon musicをいつも使っています!
定額の聴き放題なのでジャンル問わず色々聴けるのがとても気に入っています!
適当に聴き流すことも多いのですが、好きなジャンルはヒーリング系。ほんわかした優しい曲にいつも癒されています。
歌詞が好きなのはOfficial髭男dismさん♪
心に染みる名曲ばかりの素敵なグループだなぁと思っています^^
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1人時間が好きな私も、友達と話したい時もあります。
コロナの件があってから、Zoom飲み会を何度かしましたが、とっても楽しかったですよ^^!
家でお菓子をつまみながら、ゆっくり顔を見て話せるので、会った気持ちになれるし良い感じでした☆
③思考を整理する
最後は思考の整理です。
正直、これが1番大事かもしれません。
しんどい時は結構考えが偏りがちになると思います。
自分で決めた枠から逸れて焦ったり、
キャパオーバーしてるのに、まだ1人で頑張ろうと思ったり、
もう無理だぁ...ってポロポロ涙がこぼれたり...
はい。私がそうでした(笑)
そんな時は思考を整理するのですが、いつもしている手順があります。
- 深呼吸する
- しっかり泣く/怒る
- 全て自分で背負わないようにする
- どんな改善ができるか考える
1.深呼吸する
忙しい時は呼吸が浅くなりがちです。
ゆっくり深呼吸してみましょう。
吸った時にお腹がふくらむ『腹式呼吸』をしてくださいね。
呼吸にだけ意識を向けて、お腹が膨らみ体に空気が入っていく感覚、お腹が凹んで二酸化炭素が出ていく感覚。
何も考えずただそれだけを感じてください。
5分でも1分でもいいです。
気が向いた時に、いつでもどこでも、呼吸を意識するクセをつけていきましょう。
いつもフルスロットルで動いている脳を休憩させることで、冷静さが戻ってくると思います。
2.しっかり泣く/怒る
これが結構大事で、感情が燻っていると、思考ってまとまらないんですよね。
人前で感情を出しすぎるとトラブルになることもありますが、自分一人の時くらいは感情を抑えるのを休んでみてください。
そうして溢れてくるのはどんな言葉でしょうか?
『つらいな〜、きついな〜、しんどいな〜、』
気持ちがいっぱいいっぱいになっていませんか?
『なんで私ばっかり!こんなに頑張ってるのに!』
不満やイライラが溜まっていませんか?
感情の抑圧は、感情の麻痺を招き、抑うつ状態に繋がることもあります。
感情は感じきることで浄化されます。
感情の出し方に問題がある場合はあっても、感情を出すこと自体は悪いことではないのです。
わぁぁ〜っと発散する時間をちょっとだけでも取るようにしてみてくださいね!
3.全て自分で背負わないようにする
責任感が強すぎてしんどい方は、何でも自分のせいにしがちではないでしょうか?
世の中、起こること全てに責任を感じていたら心がいくつあっても足りません。
『たまたま』『偶然』『とばっちり』
そんなことにまで自分を責めてしまうと、どんどん気力体力が削がれていきます。
それでは支援疲れが慢性化するのも無理はありません。
背負わなくて良いものは、そこら辺に置いておくくらいに思ってみませんか?
自責と他責もバランスが大切なのではないかなぁと、思っています。
4.どんな改善ができるか考える
1〜3を試したら、少し元気が出てきませんでしたか?
回復しきらないうちに改善策を考えても、なかなか考えがまとまらないんですよね。
完全回復とはいかずとも、考える余裕ができていれば良いなぁと思います。
改善策を考えるには、困っていることを紙に書き出していくのがオススメです。
なぜかというと、考えを頭の中でキープするのもエネルギーを消費するからです。
浮かんだ言葉は即、紙に書き出して、エネルギーの消耗を抑えましょう!
そして、困り事の改善には
①解決
②手放す
③優先順位を付ける(後に回す)
の3パターンがあると思います。
解決できるものは解決策を考え、解決しようとするだけ無駄な場合は、なるべく気にしないように心がけています。
解決できそうだけど、急には難しかったり、急ぎでは無いものに関しては、時間のある時にゆっくり対応しようと思うことで焦燥感が和らいでいきますよ!
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というわけで、今回は私の考えるセルフケアについて書かせていただきました。
もともと、深く考えがちでストレスをため込みやすい性格だったので、30代に差し掛かる頃からストレスの緩和方法を色々研究(?)するようになりました。
少しでも皆さんの疲れが和らぐと良いなぁと思います!
それでは、今日はここまで。
お読みくださりありがとうございます♪
支援者だからこそ『セルフケア』を!
こんにちは、マイです。
長かった梅雨が明け、いきなりやってきた猛暑日。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
アイスが美味しすぎる今日この頃。
アイス大好き県民なので冬でもよく食べるのですが、この時期は専らフロート派の私です。
推しは明治スーパーカップ!
定番クリームソーダはもちろん、濃いめに入れた紅茶をかけたティーアフォガードもお気に入りです( *ˊᵕˋ)♪
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さてさて、今回は番外編です。
幼い頃から、病気の母と妹の入退院を見続け、今では2人の祖母と妹の支援を行っている私ですが、常々思っていることがあります。
『良い支援を継続するには自分のこともケアしないとな』と。
少し重たいかもしれませんが、私の生い立ちにも少し触れながら、介護や支援をする人『ケアラー』としてのセルフケア(自分を労ること)の大切さについて書いていきたいと思います。
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健康に後ろめたさを感じた幼少期
私は心臓病の母のもとに生まれ、5歳下の妹も同じく心臓病でした。
母は罹患してから約50年間ずっと心臓が弱く、妹は術後完治はしたものの、成長スピードは遅く、あまり体力もありませんでした。
生活と医療費のため、父は日夜、家族のためにひたすら働いてくれていました。
なので、なんとなくですが、幼い頃から私は『健康は当たり前ではなく、健康な人は家族を守るべきなのだ』と思うようになりました。
自分だけ体が丈夫に産まれたことに、後ろめたさを感じていたのです。
病弱ながらも、家事や時短パートなど頑張ってくれていた母は、私が高校の時に入院。
この辺りから入退院の頻度が増え、社会人になると、今度は癌で入院しました。
学費と自動車学校、そして母の医療費のため、今思うとそれなりのブラック労働をしていました。
うつな気分をごまかしながら仕事と家事と看病を続けていましたが、その時は自分のケアなんて考える余裕も発想もありませんでした。
健康体のくせに『ちょっと休ませて欲しい』だなんて、とても情けないことだと思っていました。
突然仕事に行けなくなる
『前の休みっていつだったっけ?』
朝早く出て、夜遅く退社。
月に1、2回程度の休み。
家に帰っても仕事のことが頭から離れない。
職場の休憩時間や休日に母と面会。
仕事が終わるとすぐ料理と洗濯。
それで1日が終わる。
掃除は殆どできませんでした。
荒れていく部屋。
何もせず引きこもってる妹。
気力体力の限界の父と私。
『せめて家事をしろ』と、妹に怒鳴り、
自称行為に拍車のかかる妹。
後悔する父と私。
『いつまでこれが続くんや?』
いつもギリギリで踏ん張っていると、ちょっとしたことで限界に到達するんですよね。
仕事上、何の変哲もないことで、あっさり心が折れました。疲れていたのだと思います。
傷病手当を貰い、1ヶ月お休みを頂きました。
気力体力は有限
ゲームの世界であれば、『そろそろ回復しとかなきゃな〜』なんて思いながら、倒れないよう先読みできるのに、どうして現実は無限の体力があると思ってしまうのでしょうか。
社会人としての敗北感を味わいながらも、飽きるまで寝れたあの感動は、複雑ながらもとても幸せでした。
でも本当は、そこまで拗らせる前に回復しないといけなかったんですよね。
初めて、『周りのために自分を労る』必要性を痛感したできごとでした。
多忙な時こそ意識してケアをする
そんなそんなで、今では意識的に自分を労ることが出来るようになった私ですが、今年はなかなか苦難の1年のようです。
同居義母のくも膜下出血に始まり、
妹の知的障害発覚、
父方祖母の救急搬送+四肢麻痺、
母方祖母の認知症疑惑、
父の体調不良(精密検査の結果待ち)。
心配事が一気に来たなぁという感じですが、『厄年だから...しかも本厄だしね!』と、運気のせいにしています^^;
何より、辛いのは病院や障害と闘っている本人達です。
できるだけ疲労がたまらないように、支援の仕方や日々のストレスをセルフマネジメントしていくことが重要だと思っています。
色々あったおかげで、介護のことや障害福祉の勉強ができ、とても視野が広がった感じもしています。
それも自分に余白を作っているからの発想。
以前のように、がむしゃらに頑張っていたらとっくに潰れていたと思います。
(むしろ今ではがむしゃらに頑張れなくなってしまいました。)
倒れる人は弱い人ではなく、強くあろうとし過ぎる人なのかなぁ...なんて思っています。
「自分が頑張るしかない。休んでなんかいられない。」と、無理を重ねている限り、心の余裕なんて生まれるはずはないのです。
『ピンチはチャンス』と捉える余裕を持つためにも、普段から自分を労わってあげてくださいね^^*
とりあえず、私は絶対に自分が倒れないよう、常に限界を意識するようにしていきたいと思います。
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というわけで、今回はセルフケアの重要性について書かせていただきました。
このブログを読んでくださる人は、おそらくご家族の支援などされてる方が殆どかと思うので、日頃頑張っているご自身にめいいっぱいご褒美あげてくださいね!
次回は、私が具体的にどんなセルフケアをしてるのかご紹介したいと思います。
それでは今日はここまで。
お読み下さってありがとうございます!
車椅子での長距離移動
こんにちは、マイです。
突然ですが、皆さんは御家族とすぐ会える距離にお住いでしょうか?
私の祖母は、電車と新幹線で8時間かかる距離に住んでいます。
祖父が早くに亡くなったため、私が産まれて数年後、再婚して引っ越していきました。
義祖父も数年前に亡くなり、義祖父方のご親戚や、引越し先で知り合ったお友達に支えられながら暮らしていました。
骨折や腎不全で入退院を繰り返すようになってからは、地元に帰ってくるよう勧めていましたが、慣れ親しんだ土地を離れて人間関係を作り直すのも不安だったのでしょう。
なかなか戻る踏ん切りがつかないまま、一人暮らしを続けていました。
そんな矢先に四肢麻痺で入院。
コロナの影響で長距離移動も許可がおりない状況です。
心細い思いをした祖母は『地元に帰りたい』と言ってくれるようになりました。
感染症のリスクはあるものの、もう少し状況が落ち着けば血縁者の近くに住む方が良いと、病院のスタッフ様から色々アイデアをいただきました。
車椅子での移動手段、私は恥ずかしながら、初めて知ることばかりでした。
というわけで、今回は車椅子での長距離移動について書いていきたいと思います。
車椅子での移動手段 (車)
(↑画像は写真AC様より)
まずは車での移動についてです。
これは『介護タクシー』を使います。
転院の際にも同伴させていただきました。
その時は軽バンだったので、運転手さんと祖母の他に2人まで同伴できました。
上の画像だとワゴン車でしょうか。
車のサイズによっても価格設定が違いそうですね。
トランクの部分はスロープになっており、車椅子に安全ベルトをかけてから、ゆっくり乗降車してくださいました。
普通のタクシーと、それほど値段は変わらない気がしました。
一例ですが、
初乗り1.5km 650円
以後325mごと 80円
この場合だと、15kmで4,010円かかります。
ただし、介護保険適用になる介護タクシーと、全額自己負担になる福祉タクシー(ケアタクシー)とがあるそうで注意が必要です。
運転手さん御自身が、介護士の資格を持っている場合『介護タクシー』と呼ばれ、保険が適用になるようです。
車椅子での移動手段(電車)
続いて電車での移動についてです。
今回は普通列車ではなく、新幹線と特急について書かせていただきます。
新幹線にも特急にも、『多目的室』という個室があるのはご存知でしょうか?
↑このような個室です。
たいていの車両には一部屋あるようです。
座席はフルフラット状態にすることも可能のようで、寝転びながら乗れるのはなんだか新鮮ですね。
車椅子やストレッチャーでも、周りの方に気を遣うことなく安心して乗れそうです。
ご病気の方以外にも、搾乳室としても使えるみたいです。お子様連れでも安心ですね!
普段は予約して使うのではなく、使いたい時だけ一時的に鍵を開けてもらうスタイルと聞いていますが、事情によっては多目的室も事前予約ができるようです。
祖母のように車椅子で、感染症への抵抗力も落ちているであろう状況での長距離移動ということで、転居日が決まれば予約しようと思っています。
ちなみに多目的室の追加料金はなし!
同じ運賃で快適に乗れるのはとてもありがたいですね!
料金シュミレーション
最後に我が家の場合の料金シュミレーションを参考程度に残しておきますね。
介護タクシーは会社によって価格設定が違いますので、多少の誤差はご了承くださいませ。
・祖母の病院→最寄り駅(新幹線)
介護タクシーで15km
約4,000円/一台
・新幹線+特急料金
約22,000円/一人
・転居先最寄り駅→転居先(介護施設)
介護タクシーで1.2km
約1,000円/一台
付き添い2名の交通費を含めると
約71,000円
看護師さん同伴の場合、往復運賃追加で
約120,000円
ざっくりした計算ですけど💦
それなりにかかりますが、これからは何かあってもすぐ対応できると思えば安いものです!
車ですぐ会いに行ける距離に家族がいるって安心ですよね!
正直なところ、何かある度に往復16時間は大変で...😅
飛行機は格安航空が近くに無いため、前割無しだと料金が高すぎて💦
電車もそれなりの出費なんですけどね。
いつも電車で行っています。
コロナの状況次第にはなりますが、早く地元で介護が出来れば嬉しいです。
というわけで、簡単でしたが今回はここまで。
お読みくださってありがとうございます♪
音声操作だけで連絡はとれるのか?〜Googleアシスタントのレビュー〜
こんにちは、マイです。
四連休いかがお過ごしでしょうか?
コロナ感染防止で、外出したい方にはもどかしい連休かもしれませんね💦
ちなみにインドア派の私は、家で読書やブログ、家事などに集中できています。
最近、本の要約サイトflierというものを知りました。
様々な本を、10分で読めるようにまとめてあるサイトで、ビジネス系やスキルアップ系の本が読みたい時にはサクッと要点がわかるので、とても気に入っています。
またひとつ、おうち時間の楽しみが増えました^^
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さて、今回はGoogleアシスタントを使ってみた感想を書いていきたいと思います。
「手に麻痺があること」・「スマートスピーカーではなくスマートフォンでの操作」を前提としています。
完全ハンズフリーでスマホをどこまで操作ができるのか?試行錯誤の備忘録です。
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まずは機械に自分の声紋登録をしていきます。
音声アシスタントの設定を開き、数回『オッケーグーグル』と話しかけると登録完了です。
今回は四肢麻痺の祖母の連絡ツールとして使用したいため
・発着信
・LINEの送受信
・メールの送受信
・SMSの送受信
ができるか試してみます。
発着信
まずは音声通話の発着信。
あらかじめ、電話帳に必要な連絡先を登録しておきましょう。
そして、『オッケーグーグル、〇〇に電話』と言うのですが、早速困り事が出てきました。
どうやら認識されにくい名前があるようです。
我が家の場合、漢字で連絡先登録した場合、うまく認識される名前とされない名前がありました。
ふりがなも登録しておいたんですけどね💦
音読みと訓読みが正しく認識されていないようでした。
漢字がダメなら、平仮名にすれば良いかと登録編集したのですが、これも認識される名前とされない名前がありました。
↑【漢字】お店が検索されてしまいました。
そして、こうなると手動でホームボタン押さないと操作ができません...。
↑【カタカナ】認識してもらえませんでした。
動かないので、手動でホームボタン...。
↑【ちゃん付け】あっさり認識!
結局、呼び捨て登録では認識されなかったので、ちゃん付け登録にすると認識されました。
一体どういう仕組みなんでしょうか^^;
電話帳登録にもコツがいるようだと学んだ1件でした。
LINEの送受信
続いてLINEです。
祖母は元々LINEを使っていなかったのですが、通話代もかからないのでLINE通話が使えると嬉しいですね。
ところが、LINEの音声操作はメッセージの送受信だけのようです。(残念!)
『オッケーグーグル、〇〇にLINE!』
というと、とてもスムーズに作成できます。
ある程度、 続けざまに話しかけないと、長文は認識されづらいかもしれません。
話しかけるのを止めると直ぐに『送信しますか?』と出て、作成画面が閉じてしまいます。
短文のメッセージなら快適ですよ。
そして、メッセージが届いた時には
『オッケーグーグル、新着メッセージを読んで』
というと、音声読み上げしてくれます。感動!
便利なのですが、1度手でLINEを開いて既読を付けないと、次のメッセージが来た時に、前のメッセージも読み上げられてしまうので注意が必要です。
通話と読み上げに関しては完全ではないですが、音声アシスタントと相性の良いアプリだなと思いました。
非常に使い勝手が良いと感じました。
メールの送受信
今回はGmailを使ってみます。
『オッケーグーグル、〇〇にメール』
というと、Gmailの音声入力画面が出てきます。
これもLINE同様、短文は快適、長文はある程度スピーディに入力していきましょう。
受信時に関しては、設定次第では読み上げに対応するようなのですが、設定方法が分かりづらく、私にはよくわかりませんでした。
『オッケーグーグル、新着メールを読んで』
と言うと、
『サポートされていない機能です。』
と出たり、web検索結果が出たりしました。
設定方法があるのかな?機種にも寄るのかもしれません。
SMSの送受信
最後にSMS(ショートメッセージサービス)です。電話番号で送るメッセージですね。
こちらもLINE同様です。
なんの問題もなく使えました。快適です!
こちらは一通あたり、通話料として数円カウントされます。
LINEと違って、パケット定額の対象ではないので注意が必要です。
まとめ
実際に使ってみて気づくことばかりでした。
良かった点は、音声認識の精度が高いことでした。
人名以外はほぼ狙い通りの漢字変換がされ、言葉が文字になっていくのを見るのはとても面白かったです。
LINEとSMSはハンズフリーで操作しやすかったので重宝しそうです^^
改善されたら良いなと思う点は、
電話帳は読み仮名を正確に認識しないことです。
漢字登録だと音訓の認識が難しいようだったのは衝撃でした。
「高(こう)」と読んで欲しいのに「高(たか)」と読まれてしまったり...といった具合です。
あとはフルネームよりニックネームの方が認識されるといった特殊なケースもありました。
殆どの名前はフルネームで大丈夫だったんですけどね。珍しい名前とかは人名だと認識されないのかな?と感じました。
また、音声操作に失敗した時には手動でホームボタンを押す必要があるようでした。
完全ハンズフリー設計にはなっていないことがわかります。
Googleアシスタントではできませんでしたが、Siriは音声でホームに戻れるようですね。
今後の対応に期待です!
手の麻痺でスマホを完全に操作するには壁がたくさんありますね...。
スマートスピーカー、もしくは見守りカメラ(通話機能付き録画カメラ)の方が良いのかもしれません。
病院や施設によっては、携帯電話の簡単な操作補助もしてくださる所もあるようです。
手助けしてもらえる環境であれば、一応使えないことも無い、と言ったところかと思います。
補助はしないという施設であれば、見守りカメラとWiFiルーターの購入をおすすめします!
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それでは、今日はここまで。
お読みくださってありがとうございます♪
音声操作だけで連絡は取れるのか?〜設定編〜
こんにちは、マイです。
7月も下旬ですが雨の日が続いていますね。
例年だと晴れの日が増えて、『夏だなぁ〜』なんて感じ始める時期だと思うのですが... 。
豪雨の被害に遭われた地域の方々、本当に怖い思い・大変な思いををされていると思います。
実は祖母の家の周辺も大変な豪雨でした。
入院していなければ被災していたところです。
祖母と仲良くしてくださってる方々も近くにお住いなので、ニュースを観てハラハラしました。
自然災害は本当に怖いですね...。
不測の事態に備える大切さを実感しました。
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【本文に入る前に】
実は6月末に祖母の転院に付き添い、設定済みのスマホも試してみました。
残念ながら、体力の衰えから、十分な声量が出せず、実用には至りませんでした。
とはいえ、色々試行錯誤した過程はブログに残しておこうと思います。
上記ご了承の上お読みくださいませ。
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さて、今回は【音声操作だけで連絡は取れるのか?〜設定編〜】について書いていこうと思います。
前回の機種選び編で軽く触れましたが、私が選んだのはこちらの機種とプランです。
キャリア:イオンモバイル
プ ラ ン:音声通話4GB(1,580円/月)
機 種:Huawei nova lite 3
プランはちょうど春のキャンペーン中だったため、4ヶ月間は680円で使えます。
それでは、手の操作なしに使えるように設定していきましょう。
必要な手順は、
①声だけでスリープ解除できるようにする
②画面ロックをかけないようにする
③Googleアシスタント(音声操作)のアプリを入れる
の3点です。
今回はAndroidの機種のため、はじめにGoogleアカウントの設定をしていきます。
(初期設定については説明省略します。付属のガイドブックをご覧ください。)
アカウントを作成したら、Playストアを起動し、以下のアプリをインストールしてください。
①Always On AMOLED
こちらは、声だけでスリープ解除できるアプリです。
というか、スリープ状態にさせないためのアプリです。
スマホは放っておくと画面が暗くなりますよね。そうなると、『OK、Google!』と言っても反応してくれません。
このアプリを入れると、画面OFFにならずに常時時計が薄暗く表示されるようになります。
画面はこのような感じです。
この状態で『OK、Google!』と言うと、きちんと反応してくれます。
起動するには〜の説明は、自分で書き込みました。
『表示のカスタマイズ』という設定の『メモする文字』で設定できます。
念の為、看護師さん達にも操作がわかるように書いておきました。
②No Lock
こちらは、画面ロックをさせないアプリです。
こちらを入れないと、画面が暗くなった後ロックされ、画面を指で押さないと音声操作ができなくなります。
機種によってはアプリがなくても設定でOFFにできます。
③Googleアシスタント
これでメールや電話、LINEができます。
使い方は
『オッケーグーグル!〇〇に電話!』と言うだけです。
ちなみに、なんでも出来るかというとそうではなく、主要な操作では
・電話の発信(着信時の音声操作は不可)
・メールの発信(メール受信時の読み上げは設定が必要で、設定も難しい)
・LINEメッセージとSMSの送受信。(受信時は読み上げてくれます。)
・Web検索
・音楽再生
などです。
『オッケーグーグル!電話に出て!』とかできるのかと思っていましたが、着信には使えないようでした。
とはいえ、発信はできるので、かけ直すことはできます。
完璧ではありませんが、必要最低限の連絡ツールとしてはまずまずといったところでしょうか。
まとめ
というわけで、手を使わずに操作するための設定方法を紹介させていただきました。
スマホでGoogleアシスタントを実際使ってみると、手の麻痺の人が使うためというよりかは、手は動くけど使いたくないって時用のアプリだなぁ...と感じました。
着信やメール受信時の操作に困惑したので、まだまだ完全なバリアフリー設計にはなっていないことがわかりました。
設定次第で、声だけで最低限の操作ができる状態にはできましたが、実用的かと聞かれると疑問点は多いです。
やはりスマートスピーカーにすべきだったかな?と、スマホの完全ハンズフリーに壁を感じた私でした。これからの進化に期待!
次回はGoogleアシスタントを使ってみた感想を書いていきたいと思います。
それでは、今回はここまで。
お読みくださりありがとうございます!
音声操作だけで連絡は取れるのか?〜機種選び編〜
こんにちは、マイです。
コロナ自粛も少しずつ緩和され、外に人が増えて来ましたね。
近所の学生さん達も、しっかりマスクをして登下校。
去年と全然違うんだけども、少しずつ日常が戻ってきている感じがします。
とはいえ、感染リスク0ではないですし、無症状感染してるかもって常に意識しながら行動しようと思っています。
✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩ ⋆ ✩
さて、今回は体の麻痺がある祖母のリモート介護計画第一弾!
【音声操作だけで連絡は取れるのか?〜機種選び編〜】
について書いていこうと思います。
私の祖母は、元々らくらくホンを使っていましたが、手が麻痺したため完全に操作ができない状態です。
そこで真っ先に思いついたのが、音声アシスタント機能。
「Hey! siri !」とか「OK! google」とかってやつです。
スマホ、タブレット、スマートスピーカー...。
対応機種は色々とありますが、一体どれを選べば良いのでしょうか?
今回は、Wi-Fiの使えない病院での使用を考慮して考えていきます。
タブレット
まず私が調べたのはタブレットです。
祖母の視力を考えると、小さい画面のスマートフォンより、大画面のタブレットの方が良いだろうと考えました。
小型のタブレットだと7インチ。
文庫本くらいの大きさなので、小さ過ぎず大き過ぎずの程よいサイズ感です。
そして、タブレットは基本的にデータ通信(インターネット)しか使えないのですが、小型のタブレットには音声通話できる機種もあり、祖母のように電話とメール中心に使う人には最適だと思いました。
ところが最近のタブレットは音声通話できないものが多いみたいです。
LINEやzoom、IP電話(通常の電話回線ではなく、インターネット回線で繋がる電話。050から始まる番号。)は使えるものの、祖母と連絡をとるのはご年配の方が殆どです。
主に音声通話やSMSでやりとりしていた祖母には少々厳しいと思い断念しました。
スマートスピーカー
次に目をつけたのはスマートスピーカーです。
画面付きのものはスマートディスプレイと呼ばれ、タブレットみたいで見やすそうですね!
なんといっても、音声操作に特化した機械のため、音声認識率が高いと聞きました。
手が使えないことを考えると、声だけで確実に操作したいので期待大。
ところが、スマートスピーカーは今のところWiFiモデルしかないようです。
スマートスピーカー本体+Wi-Fiルーターの購入、ルーターに入れるSIMカードの契約...と、初期費用がずいぶんとかかってしまいます。
それぞれ充電しなくてはならないのも、病室では不便そうですね。
音声通話も非対応のため、こちらも断念しました。
スマートフォン
色々考えた結果、結局スマホが1番良さそうだったので、格安SIMのイオンモバイルにて契約しました。
イオンSIMにした理由は、なんといっても解約手数料がかからないこと。
正直、実際に祖母が上手く使えるかわからない博打的なスマホ購入に、年縛りで解約金もかかるとかなり痛い...。
音声4GBプランは、初回4ヶ月680円(春割)。
お試しとして丁度良いかと。
その後も1580円/月で使えます。
(オプション追加で料金変更あり)
ちなみに、音声アシスタントは画面オフ状態では反応しないようで、アンビエントモード(完全なスリープ状態にならない)標準搭載機種がいいかなぁと思ってました。
そうなるとGALAXYかXperiaになら対象機種があるようなのですが、ちょっと予算オーバーです...。
とりあえず、廉価機種にアンビエント表示のアプリを入れて試してみることにしました。
本当に大丈夫かなぁ...💦
失礼ながら、Huaweiには正直苦手意識がありまして...。
一時期色々ニュースでやってましたが、とりあえずGoogleの機能は使えるようです。
設定後どうなったかは、次回書いていきますね!
まとめ
今回、私はスマートフォンを選びましたが、その理由として、
・祖母がお友達とも電話をしたがっているため
・お友達の殆どがLINEを使っておらず、電話やメールを使うため
・病院のWi-Fiがないため、ポケットルーターも契約する必要があったため
以上の3点があるためです。
もし、家族とさえ連絡が取れれば良いということであれば、タブレットやスマートスピーカーを選んでいたかなと思います。
Lenovo yoga smart tab は、アンビエントモード搭載タブレット。これは最後まで迷いました。
量販店のスタッフさんには、完全に音声操作だけで使いこなせるかについて尋ねると困った顔をされてしまいましたが(笑)
LINEをメインで使うなら、LINEのスマートスピーカーClova Friendsを選んだと思います。
確実に声の操作だけで連絡取り合うためには、スマートスピーカーが1番安心できるのではないかと思っています。
Wi-Fiが必要ですけどね!
実家からしか連絡しない場合は、通話機能付きの見守りカメラも良いのではないかと思いました。
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色々便利な世の中ですが、完全に音声操作で使いこなすにはまだまだ課題がありそうです。
私は機種選びだけで1ヶ月くらいかかってしまいました...。
皆さんも、御事情・御状況に合った機種が見つかるといいですね!
それでは今回はここまで。
お読みくださってありがとうございます!
四肢麻痺患者のリモート介護を考える
はじめまして。マイと申します。
緊急事態宣言こそ解除されましたが、新型コロナウイルスで世の中がガラッと変わってしまいましたね。
このブログをお読みくださっている皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
私自身は罹患こそしていないものの、四肢麻痺で入院している祖母と一切連絡が取れない状況が続いています。
コロナによる自粛で、なかなか人と直接会えない日々が続く中、リモートで繋がることが心の支えになっている人は多いと思います。
では、手が不自由で通信機器の操作ができない人はどうしているのでしょうか?
病院では面会制限が続き、リモート交流ができない人は事実上、完全に孤立してしまっているのです。
私の祖母は、コロナが問題視され始めた2月末、突然倒れて救急搬送。四肢麻痺になり、以来ずっと入院中です。
2月は親族のみ面会できましたが、4月からは緊急時以外は面会謝絶になりました。
ICUから一般病棟に転院する際に伯父が面会しましたが、その後は誰とも交流できていない状況が続いています...。
1人としてお見舞いに来てもらうことも叶わず、手の麻痺のために電話やメールのやりとりもできず、一体どんな気持ちで過ごしているのか...。
想像するだけでもゾッとします。
病室で孤独と闘っているであろう祖母に、何かできることはないか?
音声アシスタントによるリモート介護ができないものか、本気で考えてみることにしました。
同じような悩みをお持ちの方がいれば、自分の体験が役に立ったりもするのかな...?と、備忘録として日々の取り組みを書き残していこうと思っています。
より詳しい情報をご存知の方がいらっしゃれば、ぜひ知識を分けていただけると嬉しいです!
これからどうぞよろしくお願い致します。